船舶免許について
船舶免許とは、海や湖や川などで、モーターボートやヨットなどを操縦する時に必要な免許で、国家資格です。
船舶免許を取得するには、小型船舶操縦士試験を受験する方法と、登録小型船舶教習所において一定期間講習を受講して取得する(国家試験の学科試験と実技試験が免除される)方法があります。
1級小型船舶免許の受験資格は17歳9ヶ月から、免許取得は18才以上です。
1級以外の小型船舶免許の受験資格は15歳9ヶ月から、免許取得は16歳以上です。ただし18歳未満の間は5トンまでの小型船舶操縦のみ可で、18歳になった時点で特に手続きなく5トン以上の小型船舶操縦可となります。
船舶免許を取得するための身体的要件は、すべてに共通で、
○視力が両目ともに0.6以上(眼鏡可)。片方が0.6未満の場合はもう片方が0.6以上で視野が左右150度以上あること。
○弁色力は、色盲または強度の色弱ではないこと。
○聴力は、両耳5m以上の距離で普通の大きさの声音が弁別できること。
○その他所定の合格基準を満たすこと
となっています。